概要・特色
目的に合った多彩な機器を使った患者様にやさしい医療を提供。
放射線科は、いわゆるX線写真からCT.MRIなどを使った画像診断と、画像誘導下で行う局所治療 (インターベンショナルラジオロジー:lVR)を行う診療科です。当院では、検査目的に合った多彩な撮影装置を駆使して画像検査を行っており、最良の治療に繋げていけるよう、日々努力を重ねております。スタッフは、放射線科常勤医師1名、非常勤医師9名をはじめ、技師14名、事務3名という布陣で、常に新しい技術を取り入れるように努力、研鑚を重ねています。 検査などに関するご質問がございましたら、お気軽にお尋ねください。今後は、近隣の診療所などの医療機関との連携をさらに深めて、当科を利用していただくことで、地域医療への貢献度を高めたいと考えています。
医師紹介
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- 大学(卒業年度)
- Royal College of Surgeons in Ireland (平成18年)
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- 専門分野
- 画像診断
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- 認定資格
- 放射線診断科専門医、アイルランド共和国医師免許、ECFMG
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- 所属学会
- 日本医学放射線学会、日本腹部放射線学会
- 趣味
- 語学・サッカー
- 好きな食べ物
- ペカンナッツ
- モットー
- 直接お会いすることは少ないですが、画像診断を通して少しでも医療に貢献できればと思います。
放射線科 機器紹介
CT装置(1)キヤノンメディカルシステムズ Aqilion ONE (320列マルチスライスCT)
この装置は今までの概念を越えた画期的なCT装置です。
一番の特長は、1回転で160mmという広範囲の撮影を可能にした、320列面検出器を搭載することで、一度に広範囲を短時間で撮影でき、1回転で全脳や心臓が撮影できます。
撮影時間が短くなることで、放射線被ばくや息止め時間も大幅に低減し、患者様の負担が少なくなります。
MRI装置(2台)PHILIPS(3.0T 1.5T)
磁気を使って体のあらゆる場所を検査します。放射線は一切使用しませんので放射線被曝の心配はありません。当院では3.0Tと1.5Tの2台の装置を使って24時間体制で救急患者さまにも対応しています。
血管造影装置 Siemens Artis zee
頭部や腹部などの血管撮影、血管内治療に使用します。
血管内に細いストロー状の管を入れ、そこから造影剤を流しながら撮影します。
当院では血管内治療(急性期脳梗塞の血栓吸引や、脳動脈瘤に金属製のコイルを詰めるコイル塞栓術等)も積極的に行っています。
循環器用血管造影装置 PHILIPS Azurion
2021年11月導入
心臓の冠動脈の造影や治療に使用します。心臓の血管に造影剤を使って撮影したり、心筋梗塞などで細くなった血管を広げたりします。最新技術で被ばく線量を大幅に低減できます。
乳房撮影装置 キヤノンメディカルシステムズ Peruru_DIGITAL
乳がん検診などに使用します。
乳がんは早期発見、早期治療が大切です。年に一度は乳がん検診を受けましょう。
専門のスタッフが撮影しますので、安心して受診していただけます。
日本乳がん検診精度管理中央機構のマンモグラフィ検診施設・画像認定施設に認定されました。
一般撮影システム キヤノンメディカルシステムズ/コニカミノルタ
骨折や胸のレントゲンなどで使用します。
現在は昔のようにフィルムは使用しません。
FPD(フラットパネルディテクタ)によって撮影し、撮影された画像は瞬時に画像サーバーに転送されるため、診察室では撮影直後に画像を見ることが出来ます。FPDの特徴は従来のものと比べ、X線照射量を最大約40~50%低減可能となり、またX線の感度が高いため、照射線量を減らしても十分な画像が得られるところです。そのため、患者様の被曝線量も低減することが可能となります。さらに今回、全脊椎や下肢全長などの広範囲専用撮影台(長尺撮影台)も導入しました。
X線TV装置 日立製作所 EXAVISTA
胃や腸のバリウム検査や、胆のう・胆管、膵管造影、透視下整復、脊椎管造影などを、
この装置で行います。
高精細、被曝線量低減可能なフラットパネルを搭載した装置を導入しております。