外来
外来では15の診療科があります。脳外科以外にも専門診療科があり、診察・検査がスムーズに受けられるように配慮しております。いつでも、患者・家族と向き合い丁寧にニーズに答える姿勢を大切にする外来を心掛けております。
SCU (Stroke Care Unit)
SCU(脳卒中ケアユニット)は9床の病床を持ち、急性期脳卒中の患者を対象に集中治療を行っています。脳卒中は、脳出血・脳梗塞・くも膜下出血に分類され、脳の循環障害により意識障害や運動麻痺などの症状を起こす病気の総称です。脳神経疾患の病態生理を基に観察とアセスメントを行い適切な看護につなげています。突然の入院に戶惑われる患者や家族の不安が少しでも軽減できるように心掛けています。
手術室
手術室は4部屋あり、年間症例数は1,800件以上、脳外科・整形外科・脊椎科・外科・泌尿器科・眼科の6科の手術を行っています。また、緊急手術件数も多く24時間対応できる体制をとっています。手術室看護として、術前訪問により患者の不安の軽減や、問題点を抽出し、術中術後の看護につなげ、安心・安全な医療を提供することを目標としています。
病棟
- 3階西病棟(回復期リハビリテーション病棟)
- 回復期リハビリテーション病棟では急性期治療を終えた患者が在宅復帰を目指してリハビリ訓練を行う病棟です。ただ訓練をするだけでなく患者や家族とじっくりコミュニケーションをとり、その思いやご希望に添えるように多職種一丸となって取り組んでいます。患者が笑顔で自宅に帰られる姿が何よりも喜びです。
- 3階東病棟
- 急性期治療を終えた脳外科と内科を主とする病棟です。患者が目標とする退院先に向けて医師・看護師だけでなく多職種と情報共有しながら協働して支援しています。看護師はチームのキーパーソンとして活躍しています。
- 4階西病棟
- 整形外科・脊椎脊髄センター・眼科を主とする急性期病棟です。整形では、変形性膝関節症の患者に人工関節置換術、脊椎では椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術、眼科では白内障と各科の手術が行われています。スタッフ一同、手術患者に対して、痛みが軽減し少しでも笑顔で過ごすことができるように看護しています。
- 4階東病棟
- 外科・消化器内科・泌尿器科を主とする急性期病棟です。外科では、胃がん・大腸がん・胆石などの手術を行い、消化器内科では消化管出血や総胆管結石、早期がんなど内視鏡を使用した手術や検査を行っています。泌尿器科は、2024年度よりロボット手術が導入され、腎がんや尿管結石などの手術も行っています。
- 5階西病棟
- 循環器内科・呼吸器内科を主とする急性期病棟です。心筋梗塞や心不全・心臓カテーテル治療・呼吸不全など症例が多く、知識や技術のスキルアップができます。患者や家族に寄り添い、「もし自分の家族だったら」という思いを大切に看護を行っています。
- 5階東病棟
- 脳神経外科病棟で、脳外科全般にわたる患者様の心の支えとなれるように、日々心のこもった看護を実践しています。脳外科に興味を持って配属された若い看護師が多く、医師による勉強会を定期的に開催し、活気ある躍動感に溢れた病棟に成⻑しています。